安定七段

特東安定段位七段を目指すもの

ラス前判断① ラス前に強く構える

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ラス前。対面とトップ争い。上家の浮上によるラスの恐れを気にするよりもトップを狙いたい。以前の自分ならここから6sを軽くチーしていた。理由としては上家の親を流せば連対がほぼ確定するからである。

しかし、この局面、既に連帯する可能性が高い。そうであれば、トップを堅めたい。この手はツモ2p赤5p6sで満貫が確定する。受け入れ15枚のうち8枚、すなわち聴牌したときに半分以上は満貫が確定するということになる。

6sチーして和了れればオーラスは対面とのマッチレースだが、よくよく考えればそもそも和了ってもマッチレースなのがおかしい。このチャンス手を貰ったのなら、この局でトップ率を高めたい。だからギリギリまでは門前で打点を追っていきたい。少なくとも対面と4100点差、欲を言えば6100点差以上離したい。そして、この手牌ならそれが可能である。3900の和了りではそれはできない。

 

ずっとトップ率の低さを嘆いていて、オーラス捲くられのケースも多く、しかもその原因が分からなかったのだが、今まで当たり前にしてきたことを見返すように努めた結果、ラス前に課題があることが見つかった。ありがたいものだ。